大人の胸まで振るわせる澄んだ魂の音
「学生」というので期待はあまりしませんでした。ところが期待以上です。心を打つことは簡単ではないが、どこからそんな音色が出るのか本当に感激しました。」ある国楽士が感嘆詞を連発した。 2月26日、水原ヨントン教会で開かれた」神様の教会学生オーケストラ コンサート」を鑑賞した直後だった。
19日、城南(盆唐)で開かれた第1回のコンサートから毎回1000人以上の学生の観客が集まった学生オーケストラ コンサートは、この日も1600人余りの学生たちが集まった。また教育界、芸術界関係者たちが参加して意味深いコンサートになった。
学生オーケストラが演奏するクラシック曲は、老若男女誰もが知っている曲だ。馬に乗って行進する軽騎兵の姿が目に浮かぶスッペの」軽騎兵」序曲、甘いサックスフォンの音が引き立つショスタコーヴィチのワルツ2番など、曲目は知らなくても」ああ、この曲」というような曲だ。 14曲の世界の民謡をつづったメドレーもある。学生オーケストラの演奏を聞いた学生たちはもちろん、大人も」学生とは信じられない実力」と驚く。
音楽を教える「教師」であり、音楽を専攻している子供の「母親」として、とても興味を持って今回の演奏会を鑑賞したある観客は「専門オーケストラもいくつもの曲を消化するのが大変なのに、学生たちがすごく上手で、何よりも感動を与えられるというのが素晴らしい「と生徒たちの演奏を「非常に純粋で、きれいで明るい感じ」と評した。水原の某小学校長は「音楽を通して私が情操教育を受けて帰る。情操教育とは実際「感動」である。教師の授業、校長の訓話、どんなものでも胸にジーンと響く感動が必要である。学校に帰って、その感動の教育を行うことができそうだ」と言い、神様の教会の学生オーケストラの残りのコンサートツアーの日程が盛況の内になされることを祈願した。
コンサート終了後には教会の前で伝統遊びの広場が開かれた。熱々手作りトッポッキとおでん、天ぷらにパン、クッキー、アイスクリームも食べ放題のおやつコーナーも用意された。保護者も童心に帰って子供達と一緒に遊びを楽しんだり、おやつも食べて家族全員が楽しい時間を過ごした。
学生による、学生のためのコンサートは、大人にまで大きな感動を与えている。学生オーケストラは、この日に首都圏コンサートツアーを終えて次の日、大邱を皮切りに地方を巡る予定だ。
ⓒ 2012 WATV
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