紀元前1500年頃から1600年間かけて記録された聖書は、時間と空間を超え、今日まで世界の人々の胸に感動を与えているスタディセラーであり、ベストセラーである。聖書を読みながら絶望に陥った人は希望を、悲しみに濡れている人は喜びを、道に迷っていた人は行くべき方向を見つけ、、暗い人生の道で命の光を見た。これが聖霊に導かれて記録された文の力である。
ⓒ 2013 WATV
12月8日、第14回メルキゼデク文学賞の授賞式が盆唐WMC総会ビル12階で開かれた。第14回メルキゼデク文学賞は、去る6月1日から7月15日まで韓国語∙英語∙中国語∙スペイン語∙ネパール語∙ベトナム語6ヶ国語でエッセイ∙小説∙童話∙コラム及び社説∙ 記事の五部門を公募した。また、特別部門として挿絵も公募した。総1000 点余りの作品が出品され一般の部から19人、学生の部から11人が選ばれた。
この日の授賞式には、受賞者と本選進出者、総会の出版翻訳および映像シナリオ制作に携わる職員、写真記者、イラストレーターなどの文書宣教の発展のために働いている400人余りの聖徒たちが参加した。
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第1部の礼拝の中で、御母様は命の文で魂を救うシオンの作家たちと、文に花を添える写真、イラストなどのデザイン編集者たちを励まして 「軍隊や、まだ教会が設立されていない世界のあちこちまで恵み深い刊行物が届けられ、寂しい信仰生活をしている聖徒 たちに、大きな力を与えている」と文書宣教の役目と大切さを悟らせてくださいました。また「一人の魂でも救わねばという切実な気持ち、兄弟姉妹を愛する美しい心で文を書いてこそ、読む人々の心も美しく生まれ変わる」と言われ、 2014年には世界の人に新しい喜びと希望を抱かせてくれる聖霊の文が多く生まれることを願われた。
総会長金湊哲牧師は「文には心を動かす強い力がある。その力を受けた人が皆さんだ」と聖書記者たちの記録を通じて、シオンの作家と編集者たちが進むべき方向を提示した。「神様にかなう者」と呼ばれたダビデは、いつも神様を誇る詩を記録し、福音書の記者たちは、イエス様の生涯を文で書き残して読者にイエス様の崇高な犠牲を悟らせた。金湊哲牧師は「私たちはエロヒム神様を誇るこの時代の福音記者」と言い、「技術を追求するよりも、心に刻まれている神様の愛を一筋一筋、文にして編みあげ、全世界で苦しんでいる人々に神様の愛と希望を伝えよう」と言われた。
第2部の授賞式の前に、アニメーション上映と 詩の朗読が行われた。エッセイ部門受賞作「わたしがお前を手のひらに刻みつけ」をアニメーションで脚色した映像は、父の切ない愛を描いて、聖徒たちの目頭を熱くさせた。朗読された詩「母」は、天の母の愛を美しい言葉で表現して深い感動をもたらした。
本格的な授賞式では、母が受賞者たちに賞状と副賞を授与された。母は生活に疲れた人々に、天の希望を与える文章をたくさん書いてくださいと再度頼まれ、皆天国でより大きな賞を受けましょうと祝福してくださった。
受賞者は、公募部門は異なるが、一様に「父なる神様、母なる神様を誇る文の預言者になる」と口をそろえた。創作童話部門銀賞受賞者 ナ・ギョンウン執事は「普段から新聞や様々な文章を見て知らない情報を得る。多くの人々が聖書の真理を知らず、特に天の父と母については全く知らない。私たちが書く文が真の神様を知らせる確かな証拠になることを願う」と所感を語った。学生部小説部門で金賞を受けたパク・•ドンヒョン聖徒は「ペンは剣よりも強いと言う。武力を使わなくても、人の心を動かし共感させるからだ。まだとても未熟だが、これから人々を感動させる文章を書いて、天の父と母のもとに、多くの魂を導きたい」と抱負を述べた。
神様の教会は月刊《エロヒスト》、《ソウル》、《安息日を準備する幸せな家庭》 などの月刊誌を含めて真理の本、説教集、エッセイ集、童話集など単行本を約 40ヶ国語で発行し、全世界に普及している。 また、これまで聖徒たちが送ってきた文と写真 などを集め、全国9都市で「私たちの母、文と写真展」を開催し、エロヒム神様の温かい愛を伝えている。
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